ヒューム読本


| 3 min read | philosophy hume empiricism

感想

概要

デイヴィッド・ヒューム - Wikipedia によると 18 世紀頃のイギリスの哲学者である

なにやら哲学者だけれども歴史書や、法学の本も執筆していたらしい

ある本で人間の特性?性質について探求したと書いてあり、気になって読んでみた ヒュームの書いた『人間本性論』を読んでみたかったが、長そうだったので、はじめにこの本を読んだ

感想

人間本性論

人間は知性、理性からなるのではなく、感性に依って 動くということを証明しようとした本

引用、p.5 に

『人間本性論』は、人間本性の探求に経験的方法を 導入することによって、人間についての学を打ち立てようとするものである。 若きヒュームは、自然科学でのニュートンの成功を人文科学にまで及ぼそうとしたのである。

とある。科学的な実証と理論構築を行っていくみたいなのはプリンキピア以降に流行ったのだろうか。 プリンキピアは 1687 発表らしいが、これは数学的な理論実証の本という印象があった。 それならば経験的方法から実証、理論化しようという流れはどうやって生まれたのだろうか

本によると、実証と行っても経験則的な部分があり、実験を通した実証とはほど遠かったようである

参考