Evidence Biのwebエディタ、Evidence Studio触ってみた


| 3 min read | engineering web-editor evidence

evidence bi構築用のwebエディタだしてたので触ってみた

いまのとこ公式情報としてはアナウンスのブログ記事のみのよう

https://evidence.dev/blog/evidence-studio

簡単に接続から公開までメモ

手順

データソース

bigqueryのデータを用いる。他にも主要なDWHや、S3にあるparquetファイル群などから取得できる

  • 接続先の作成、接続情報(サービスアカウントなど)を入力して作成
  • 接続先から読み込むテーブルを設定する。個別に同期期間(Schedule)の設定なんかもできる、たぶんここでアクセス制御等も行いそう

データ確認

テーブルとカラムを選択すると中身が見れる。右上のExportクリックしたらエクセルファイルのダウンロードが始まった

explore.png

可視化

chart.png

こんなコード。もちろんmarkdown記法でテキストもかける

### clicks for each page title
 
```sql clicks_data
select
  page_title
  ,sum(clicks) as clicks
from metrics
group by page_title
order by clicks desc
```
 
{% bar_chart
  data="clicks_data"
  x="page_title"
  y="clicks"
  order="clicks desc"
  data_labels={position="above"}
/%}

AI チャットやエディタのsuggest(構文や、データソース情報)が優秀で、簡単にクエリの作成から、グラフの生成までできた

チャットがsqlブロックの構文が理解できなくてループしたりもした

公開、共有設定

publishすると更新。evidence studioのプロジェクトチーム内に対して限定公開ができるよう

publish_share.png

感想

単純に導線がよい。グラフを作る際、データ確認のためにDBのGUIツールといったりきたり、などが多々発生するが、evidence studio上でそれらの工程が完結する

SaaSでここまで面倒見るツールはなかなか存在しないのでは

  • obsidianのBI版みたいな印象をもった
  • エクセルダウンロードなど、データ集計のオペレーションをする人向けの機能も充実
  • webエディタで接続設定からpublishまで完結するので、開発の工程をいれなくても公開までできる
    • 将来的にはgithub連携もできるそう
  • 現状、日本語での検索性がよくない。日本語設定で検索するとなんらかの団体の名称と被っていて、記事が紛れてしまっていた、かなしい