evidence bi構築用のwebエディタだしてたので触ってみた
いまのとこ公式情報としてはアナウンスのブログ記事のみのよう
https://evidence.dev/blog/evidence-studio
簡単に接続から公開までメモ
手順
データソース
bigqueryのデータを用いる。他にも主要なDWHや、S3にあるparquetファイル群などから取得できる
- 接続先の作成、接続情報(サービスアカウントなど)を入力して作成
- 接続先から読み込むテーブルを設定する。個別に同期期間(Schedule)の設定なんかもできる、たぶんここでアクセス制御等も行いそう
データ確認
テーブルとカラムを選択すると中身が見れる。右上のExportクリックしたらエクセルファイルのダウンロードが始まった
可視化
こんなコード。もちろんmarkdown記法でテキストもかける
### clicks for each page title
```sql clicks_data
select
page_title
,sum(clicks) as clicks
from metrics
group by page_title
order by clicks desc
```
{% bar_chart
data="clicks_data"
x="page_title"
y="clicks"
order="clicks desc"
data_labels={position="above"}
/%}
AI チャットやエディタのsuggest(構文や、データソース情報)が優秀で、簡単にクエリの作成から、グラフの生成までできた
チャットがsqlブロックの構文が理解できなくてループしたりもした
公開、共有設定
publishすると更新。evidence studioのプロジェクトチーム内に対して限定公開ができるよう
感想
単純に導線がよい。グラフを作る際、データ確認のためにDBのGUIツールといったりきたり、などが多々発生するが、evidence studio上でそれらの工程が完結する
SaaSでここまで面倒見るツールはなかなか存在しないのでは
- obsidianのBI版みたいな印象をもった
- エクセルダウンロードなど、データ集計のオペレーションをする人向けの機能も充実
- webエディタで接続設定からpublishまで完結するので、開発の工程をいれなくても公開までできる
- 将来的にはgithub連携もできるそう
- 現状、日本語での検索性がよくない。日本語設定で検索するとなんらかの団体の名称と被っていて、記事が紛れてしまっていた、かなしい